糖尿病について(成人の場合）

糖尿病は血糖値が異常に高くなったり、高い状態が続いています。
本来、食後に栄養分が吸収され、血糖値は上昇しますが、血液中から肝臓や筋肉などの細胞へ吸収され、血糖値は一定の範囲に収まるものです。
そして、時間かたつと、一定の範囲内に落ち着いてきます。血液が体のそれぞれの所へ栄養を運ぶ働きをしているため、常に血液中には一定量の糖分が保たれています。
この時に、ある範囲の血糖値になるようにインスリンというホルモンが分泌され細胞に糖分を吸収して調節しています。
ところが、インスリンの分泌が減少したり、インスリンが分泌されても、糖を細胞へ吸収する働きが落ちてしまい、吸収が進まなくなってしまったものが成人の糖尿病です。
常時、血液中に多量の糖が含まれていると血管や神経に影響が現れます。
足などの末梢に症状が現れやすくなり、指を切って出血したときに、血が止まりにくくなったり、足に血液が流れにくくなり腐って（壊疽）足の先を切断したり、目が見えなくなったり（成人の失明の大きな原因）します。
これを、予防したり進まなくするためには、食事の質、量、運動のバランスが大切です。
総カロリー量をとり過ぎないことです。脂分はカロリーが高いので、揚げ物は特に注意が必要です。衣に多くの脂が含まれてしまうので、まわりの衣は食べないようにするなどで減量した方がよいでしょう。
食後血糖値が上昇しはじめるので、食後３０分したらウオーキングを２０分程度して、血液中から細胞へ糖分が吸収されるようにするとよいでしょう。

食事と運動のバランスが大切

高血圧で糖尿病はとても危険ですので、生活習慣を改善して、よい状態を保つことが大切です。

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