生活習慣病、メタボについて
よくメタボといいますが
近年、「メタボ」について話題になります。
話では聞いても実際には「メタボ対策」は気にしていない・何もしていない、「食事・運動・睡眠」など今までと変わらずに過ごしているという方が多いのではないでしょうか。
メタボは生活習慣病と関連があります。
体重が何kg以上、腹囲周が何cm以上はメタボなどと言われたり、体重や腹囲の基準について根拠がどうかなどといわれています。
実際には基準より1kg多かろうが少なかろうが、1cm多かろうが少なかろうが細かい微妙な数値にとらわれてもどうかと思います。
工業製品の規格と違い、個人差がありますので概ねこの数値に近ければ少しは気にした方が良いのではと思います。
また、少しでも数値を越したからと病気のように考えるのもどうかと思います。
なぜメタボが話題になるのか、なぜメタボに注意する必要があるのか、をお話いたします。
なぜ健康に良くないのでしょうか。
メタボは太っていること、メタボは健康に良くない、と思っている方が多いのではないでしょうか。
日本での死亡原因で1位がガン、2位が心臓血管障害、3位が脳血管障害です。
1位のガンは、自分でガンにならないように避けるという事は、食材に注意するとかあるかもしれませんが、なかなか難しいでしょう。
検診により早期発見が大切です。
2位の心臓血管障害は、心臓の血管がつまって血液が流れにくくなる事、心筋梗塞など。
3位の脳血管障害は、脳の血管がつまって血液が流れにくくなる脳梗塞などや、血管がやぶれて血管から血液がもれてしまう脳溢血などです。
脳の病気では後遺症が残ると日常の生活行動や会話に影響が出て、本人はもちろん、ご家族も大変です。
以前まではスムーズに出来た何気ないことが、出来なくなると相当気持ちが辛くなります。
2位の心臓血管障害や3位の心臓血管障害は両方とも血管による病気です。
この血管の病気の原因になる可能性を高くするのが、メタボということなのです。
太り過ぎにより、高コレステロール(高脂血症)で血圧が高いと脂肪を血管に高圧で貼り付けるようになり、血管がぼろぼろになりやすく、血管の内径が脂肪で細くなってしまう。血管の内径が細くなると血圧が上がりやすくなり、ぼろぼろの血管に高血圧が加わると血管が耐えられなくなり、切れて出血してしまう。という悪循環となるのです。
そのために、メタボ対策がさけばれているのです。
では、どうしたらよいのでしょう
メタボ対策にもいろいろ有りますが、食事の種類・カロリーの摂取量・運動量をバランスよく取ることが大切です。
ただ、カロリーを多くとってその分を運動するというのは、とても大変です。男性の場合1時間ジョギングをして500〜700kcalです。
よくあるコンビニのおべんとうで700kcal前後です。特にあぶらを使った物は高カロリーになりがちです。500kcalを余分に食べることは簡単ですが、1時間のジョギングはとても大変です。
やはり食事の種類、摂取カロリー、運動とバランスよく生活することが大切です。
つまり、生活習慣を改善することが大切なのです。
生活習慣病、メタボについて > 高血圧について > 糖尿病について > 食事について > 皮を食べる(美白・若さを保つ)
About a lifestyle-related disease, metabolic syndrome > About high blood pressure > About diabetes > For meals (mottainai)
©整体院・カイロプラクティック専門の相互リンク集
|