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気と陰陽について姉(師匠)整体教子(せいたいきょうこ)と弟(弟子)整体学(せいたいまなぶ)によるお話形式の東洋医学基礎講座です。 (師匠)気の考え方は古代中国で生まれたの。(学)気ってなあに?
 (師匠)気は目に見えないけど働きがあるものね。
 (学)目に見えないとわかりずらいね。
 (師匠)気は宇宙ができる前の混沌とした中で発生したの。
 (学)宇宙ができる前なんて地球もなかったんでしょ、ずいぶん昔の事だね。。
 (師匠)そうね何十億年も前のことね。やがて軽い陽の気と重い陰の気に分かれ、陽の気が天を作り陰の気が地を作ったと考えたの。そして陽気と陰気の調和により四季が生まれ、万物が生じたと考えたの。
 (学)全てのものは気から出来たということだね。
 (師匠)陽は活発、上昇、軽い、明るいものとし、陰は静、下降、重い、暗いものと分類したの。
 例えば男は陽、女は陰、夏は陽、冬は陰ね。
 中が空である六腑は陽、中が詰まっている五臓は陰
 (学)六腑と五臓ってなあに?
 (師匠)人の内臓で六腑は胆、胃、大腸、小腸、膀胱、三焦のことで、五臓は肝、心、脾、肺、腎のことね。
 そして、陽の気と陰の気は調和と対立の関係にあるということね。
 また、陽と陰は相対的であり変化するものなの。量的変化と質的変化があるの。
 真冬は陰中の陰で春に向けて陰が弱まり陽が強くなっていくの。
 春になると陰より陽の量が増えますます陰が減り陽が増えるの。
 真夏になると陽中の陽と陽が極まり、ここで質的変化が起こるの。今度は陽が減り始め陰が増え始めるの。
 秋になると陰の量が陽より多くなり真冬になると陰中の陰となり陰が極まるの。ここでも質的変化が起こり春に向けて陰が減り陽が増え始めるの。
 つまり陽と陰は相対的であり変化するものなの。
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