自然治癒力（自ら快復する力）

皆さんは痛み、けが、体調不良になったときは病気・怪我かなと思うと病院に行きお医者様に診察をしていただきお薬を服用したり手術を受けたりして手当て・治療をするとお考えになっていると思います。
痛みとは、「体から血が出ていますよ」「骨が折れていますよ」「異常ですよ」「正常な状態ではありませんよ」などと不調を知らせてくれる体からの警報です。
このようにまず体は異常があると警報を発して教えてくれます。
そして、血が出ている場合には自然と血が固まり出血が止まります。（実際には消毒をしたりガーゼなどをあてたりと手当てをします。）
骨は骨折した部分を合わせておくとそのままくっついて丈夫になり元のように骨としての役割をしてくれます。（病院ではレントゲンを撮ったり当て木をして固定したりします。）
熱が出たり風邪をひいても安静にしていると快復します。（風邪薬を飲んだ方が速く治ったり悪化しなかったりします。）
このように怪我や病気の時に体が自ら快復させる働きが自然治癒力です。
薬や手当は自然治癒力を助けて良い方向へ速く回復させる手伝いをしています。栄養状態や血流が良いと、自然治癒力もよく働き速く快復しますし、病気にもかかりにくくなります。
適切な食事や適度の運動・整体などを心がけて自然治癒力をいつも高くして病気にかかりにくい体でいたいですね。