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整体院に通院する原因・腰痛編

整体院に行く原因の中で腰痛はとても多い症状です。
腰痛の症状があっても人により原因は様々です。
しかし様々な原因の中で腰部椎間板ヘルニアはとても多くの腰痛の原因になっています。

では腰部椎間板ヘルニアについて説明致します。
人の一番上には頭があります。頭の重さを支えているのが頚椎という背骨上部にある首の骨です。
頚椎という首の骨は7つあり上から第1頚椎・第2頚椎と順に番号が付けられており、第7頚椎まであります。
頚椎の下は胸椎といわれ第1胸椎から第12胸椎まであります。
胸椎の下に腰椎があり第1腰椎から第5腰椎まであります。
腰椎の下は仙骨がありその下に尾骨があります。
頚椎、胸椎、腰椎、仙骨は体の上部を支え体重の圧迫を受けています。
また、それぞれが椎骨というひとつひとつの骨から成り立っています。
各椎骨と椎骨の間には、体重を受け止め衝撃を緩衝させる働きをする椎間板(椎間円板)があります。
この椎間板(椎間円板)の中心に髄核というゼリー状の物質があります。
この髄核は水分を70〜80%含んでいますが、椎間板は加齢と共に水分が減少し、薄くなります。
薄くなると動きや衝撃を和らげる働きが悪くなります。

例えば前かがみの姿勢をすると脊柱(背骨)が曲がり(後湾)脊柱の前部は圧迫され後部は伸展する形になります。
この時、前部は圧迫されているので内部は圧力が高まり中心の髄核を外へ押し出す力が働きます。
脊柱後方は圧が下がりやすくなっているため、後方へ髄核が飛び出すように力が働いています。この時、髄核が外へ出てしまう現象が椎間板ヘルニアです。

若い人は髄核に水分を多く含んでいるため、椎間板ヘルニアになりますが、高齢になると髄核の水分量が減少して外の飛び出すほどの量がなくなっていますので、高齢者は椎間板ヘルニアになりにくく、若い人(20〜30代)の方が椎間板ヘルニアになり得ます。

ただ、人によってヘルニアの状況が少しずつ違っているため、痛みをあまり伴わない場合や痛みが強く歩行が困難になる場合もあります。
痛みが出る場合には、急に痛みが増悪し、数日〜数週間、中には数年に渡って不調な方もいます。

一度症状が出た方は再発することがあります。
重いものはなるべく持たないようにしたり、物を持つ時には腰を下げ、前かがみにならないように注意が必要です。

また、症状が出そうだと気がついたり、少し痛みが出始めた時などには、悪化する前に整体院やカイロプラクティックに行くと悪化させずに済ませる事があります。
自分の悪化パターンがわかったら、早めの対応が大切です。

急性で強い痛みの場合には数日して症状の進行が落ち着いたら、整形外科・整体院・カイロプラクティックへ行き回復を早めるようにすると良いでしょう。

無理をせず安静にして過ごしましょう。

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